TYRONマルチバンドは1977年に発明され、特殊アルミニウムホイールとアルミニウムバンドで構成されていました。

80年代のイギリス国防省からの要請及び更なる開発により、TYRON社はランドローバー用マルチバンドを開発しました。 新製品はアルミニウム製バンドよりも耐久性があるだけでなく、2つの異なる金属間に発生する触媒反応の問題も解決しました。それまでは、アルミニウムバンドがスチール製ホイールに密着し、タイヤ交換時にバンドが取り外せなくなるという問題を抱えていました。

2002年 マルチバンドの再設計と特許の取得。ホイールウエルの深さに応じてバンドの高低を調節する仕組みを導入。 バンドをホイールに固定するプラグにより車両の操作性が向上。他社の安全バンドよりも優れた性能を持つマルチバンド。

2008年 世界初の全地形対応天然ゴムランフラット(ATR)を開発。 この独創的な製品は特殊な道具や高価な油圧プレスなしに軍用車両に取り付けることができ、 オフロードにおいてFinabel基準を遥かに超える150kmまでランフラット走行が可能。

2009年 4WD装甲車両及び現金輸送車にR4を開発。 R4は、強化合金ホイール、耐荷重1,600kg、独創的なビードロック性能が主な特徴。 ATRを装着することで、4本のタイヤがパンクした状態でも50km以上、オン・オフロード走行が可能。

2013年 南アフリカ共和国のGlobal Wheel社と提携し、軍事市場に対しミシュラン社・ピレリ社・コンチネンタル社のタイヤとのセット販売を開始。

2017年 カーボンファイバー製挿入部品の開発を開始。 ATRの重量を40%以上削減し、世界最軽量の天然ゴムランフラットの開発に成功。

2018年 天然ゴム製ATRビードロックを導入。あらゆるタイヤがホイールに固定することを保証。

2019年新製品 : ATR-SP : 長期に渡り軍事産業基準となっている低価格1ピース天然ゴムランフラット。

2019年新製品 :ATR-カスタム:究極のランフラット。1ピースホイール用、天然ゴム製。 ネバダ自動車試験センター(NATC)での最近の実験では、現在イラクのHMMWVSで使用されているランフラットインサートの持続時間はわずか12.7Km /時であることが示されています。 TYRON ATRは、地形で許可されている速度で、50Kmオンロードの場合は50Km /時、オフロードの場合は50Kmの最小速度で動作します。

TYRONは、民間および軍用車両のホイールの安全性とセキュリティのためのランフラットテクノロジーの拡大を続けており、幅広い販売・サービスネットワークを通じてサポートを提供しています。 TYRONは、毎日あなたのそばで、あなたのタイヤが移動中に故障したときにあなたの命を守る準備ができています。