防弾プレートは、爆発物や小型火器からの防護として、軍用車両、航空機、船舶に使用されています。 防弾プレートの唯一の欠点は、弾がプレートに当たった際に出る破片が高速に飛散し、周りに致命的なダーメジ与えることです。 したがって破片が飛散するのを防ぐことは、防弾システムにおいて重要な機能です。

LINE-X PAXCONソリューションは、発射体や弾が防弾プレートに当たった際の、発射体の衝撃を吸収し、発射体または弾がLINE-Xの塗膜に閉じ込められた状態となるため、破片の飛散を防ぐことができます。 これにより、人体への危害や重大な損害を大幅に軽減し回避できるようになります。
LINE-X PAXCONソリューションは、軍用防弾チョッキの内側に装着される防弾プレートの保護コーティングをはじめ、 戦艦の装甲板、戦術車両、地上支援装置、ヘリコプター、ハンヴィー(HMMWV:高機動多目的車)や、戦場の前線で使用する機関銃の架台にも使用されています。

LINE-X社のPAXCONは、その高い防護性能によって米軍及び防衛産業に知られています。

用途

LINE-X PAXCONは、破片が飛散する可能性のある硬い表面に噴霧出来ます。

  • セラミック
  • アルミニウム

下記の材質にも湿度対策及び防水性能として使用されています。

  • ケプラー
  • ダイニーマ
  • スペクトル

※ダイニーマは単体でもエネルギー吸収性や防水性に優れていますが、生地に小さな穴が出来る欠点があります。LINE-X PAXCONソリューションは、ダイニーマの防水性と耐久性を更に向上させます。

実績例

以下の写真は、LINE-XコーティングなしとLINE-Xコーティングありの防弾プレートに弾が発射されたときに、それぞれ何が起こるかを示しています。 アメリカで最も古く、権威を持つ防弾研究センターの1つであるH.P. White Laboratory社が試験を実施しました。LINE-X PAXCONソリューションは、米国国防総省の軍上層部員保護計画において、エムラップ(MRAP: 耐地雷・伏撃防護車両)製造メーカーによって破片飛散対策として承認されています。 この試験結果については、弊社までにお問い合わせください。(Tel:03-5425-9545)

自己密閉型タンク

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軍用トラック

軍用車両

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軽戦術車両

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全地形用車両 Polaris MRZR

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軍用車両

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戦艦

デッキの内側

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