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生産時間の短縮および性能の向上
南アフリカ・DCD社製スプリングバック装甲兵員輸送車に、Tyron社とGlobal Wheel社が共同でランフラットホイールセットを取り付けます。
最初のホイール3セット分の契約では、Global Wheel社製ボルト付きリム、Tyron社製組立式全地形対応天然ゴム製ランフラット、Continental社製タイヤを取り付けます。このシステムはアフリカの過酷な地形で使用されます。
「ホイールセットを提供することで、DCD社は、生産ラインを縮小することが出来る。エンドユーザーに信頼出来る実証済ソリューションを提供し、ユーザーは突然のパンク時においても走行し続けることが可能になる。タイヤは、特殊な道具がなくても路肩で交換が可能である。」とTyron社最高業務責任者であるRichard Glazebrook氏は述べました。
Tyron社のATRホイールセットは、独自の組立式天然ゴム製ランフラットを、Global Wheel社のボルト式鉄製ホイールに取り付けたものです。このシステムは、スプリングバックAPC用に現地で製造されています。
Tyron全地形対応天然ゴム製ランフラットは、単なる組立式の製品ではなく、防弾テストにも合格しています。継ぎ目部分が強化されており、激しい銃撃に遭ってもATRの性能は劣化しません。天然ゴムが、縁石や簡易爆弾から受ける衝撃よりも大きいエネルギーを吸収することが出来るからです。
Global Wheel社のボルト付きホイールには鉄製およびアルミニウム製があり、ビードロックの天然ゴム製ATRと共に使用することで、高性能オフロードランフラット走行を保証します。これは、他のランフラットでは不可能です。
TyronのATRを取り付けることで、スプリングバックAPCは全てのタイヤが損傷しても50km以上を走行することが出来ます。
スプリングバックAPCは、強化MWM6シリンダーディーゼルターボエンジンを持ち、運転手と人員10人を輸送します。防弾レベルは6であり(B7レベルに格上げ可能)、鉄製装甲V字ボディは、地雷TM57に耐えることができ、タイヤは2個の地雷に耐えることが出来ます。標準構造は、様々なアプリケーションやエンドユーザーの要件に対して、容易に調整可能です。
Tyron社は、9月15日~18日のロンドンの展示会DSEI2015(ブースN9-300)においてATRを展示します。DCD社は、ブースN3-110に製品を展示します。
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