2016年9月14日～18日、南アフリカ共和国・ウォータークルーフ空軍基地で開催されるAAD（アフリカ航空宇宙防衛）展示会において、オフロード車両用ランフラットホイールが展示されます。

Tyron社と南アフリカ共和国のGlobal Wheel社は共同で、イギリスの展示場所（ハンガー4、ブース4E13）にはランフラットを展示し、DCD社の展示場所（ハンガー7）には、装甲車マウンテンライオンの前にホイールセットを展示します。

「以前からAAD展示会は、我々にとって南アフリカにおける大きなビジネスチャンスであり、パートナーであるGlobal Wheel社を支持する機会でもある。」とTyron社最高経営責任者であるRichard Glazebrook氏は述べました。

「契約期間中、我々はDCD社のスプリングバックおよびマウンテンライオン装甲戦闘車両にホイールセット供給する。」と彼は付け加えました。

Tyron社のATRホイールセットは、独自の組立式天然ゴム製ランフラットを、Global Wheel社のボルト式鉄製ホイールに取り付けたものです。これは、マウンテンライオンおよびスプリングバック用に南アフリカ・ハイデルベルクで製造されています。

独自性の強いTyron社のランフラットは、天然ゴム製および組立式であり、特殊な道具がなくても路肩で簡単にタイヤを交換出来ます。軽量化されたカーボンATRでは、更に交換が簡単になります。Tyron社のランフラットは、Finabel基準を大幅にクリアすることが証明されており、時速50kmで100km以上走行出来ます。

Global Wheel社のボルト式ホイールには鉄製およびアルミニウム製があり、ビードロックの天然ゴム製ATRと共に使用することで、高性能オフロードランフラット走行を保証します。これは、他のランフラットでは不可能です。

DCD社の車両は、戦場で様々な役割を担います。V字のユニークなデザインを持つ装甲車両は、爆風および従来の弾薬から最大限の防御力を発揮します。この車両は、現在、アフリカ数カ国の国防省で使用されています。