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突然のパンク時においても走行可能なソリューション:マルチバンド

TYRON 社は、突然のパンク時においても車両を安全に走行させるソリューションを提供

 

2015年7月2日、イギリス・ラフバラ:7月6日~7日に開催されるカンファレンス“Land Forces Africa”において、Tyron社は、C5およびC6ブースに、現場で取り付けが可能な最新の全地形対応組立式天然ゴム製ランフラットを出展します。

Tyron社は、様々なランフラットソリューションの開発・試験を行い、突然のパンク時においいも車両を安全に走行させる製品を提供します。それぞれのソリューションの共通点は、道路の路肩または作業場等で、油圧装置のような特殊な道具がなくてもタイヤ交換が可能になる点です。

「我々はお客様と接し、タイヤ工、車両メーカー、防衛関係者・治安部隊・救急サービスを含むエンドユーザーと話をし、彼らの業務を遂行させる要件を満たし、特殊な道具なくても簡単に取り付けられるソリューションを開発した。」とTyron社最高業務責任者であるRichard Glazebrook氏は述べました。

Tyron社の幅広い製品ラインナップには、“タイヤをホイールの定位置にしっかりと固定しタイヤ交換出来る場所まで走行を可能にするマルチバンド”、“パトロール用軍用車両から自走式大砲戦車まで様々な大きさのタイヤに取り付けられ、タイヤがパンクしても基地までの帰還を可能にする全地形対応天然ゴム製ランフラット(ATR)”、“今年発表されたフリクションフィールド”などがあります。

フリクションシールドの注油システムは、世界で唯一の組立式天然ゴム製ランフラットの性能を更に向上させる設計になっています。フリクションシールドの仕組みは、密閉注油システムで乾燥・汚れを防ぎ、ランフラットに直接取り付けることで、タイヤ交換時の“取り付け忘れ”を防ぎます。タイヤがパンクすると、袋が破れ適度な量のオイルを拡散し、ランフラットとタイヤで発生する摩擦熱を減少させることで、車両は高速度での長距離走行が可能になります。

注油をしない場合には、ランフラットシステムの性能は90%まで低下します。

Tyron社は、南アフリカの提携会社であるGlobal Wheel社とブースを共有します。Global Wheel社は、特に軍事用に特化した設計の組立式ボルト付きホイールを鉄およびアルミニウムで製造しています。

「Tyron社のATRとGlobal Wheel社のホイールを組み合わせることで、ユーザーは高品質なソリューションを獲得することができ、例えば簡易爆弾や激しい銃撃による突然のパンク時においても、軍用車両は走行し続けることが出来る。」とRichard Glazebrook氏は述べました。